はじめに・・・


今回は、Breed RECORDSのイベントやBreed RECORDSのコンピに参加してくれ、ぼくが最近最も気になる“woodstock”に話しを訊きました。
6月に発売予定のミニアルバムについて、現在までや未来についての活動についても余すところ無く掘り出しましたよー!!!是非ご覧くださいませ。 (わかばやし)


wood stock プロフィール

vo.g 芳賀真哉
vo.ba 須長敦
vo.dr 国府田有希
3ピース混成3ボーカル。
3人それぞれの個性が絡み合うライブ、映像や絵が浮かぶような世界を持った曲達。
最後にはそこに光があるように。
音楽を奏でます。CD情報
「colorful」
PRDN-001 定価¥1,050(tax incl.)
1. 透明色
2. カナリアパラノイア
3. カラフル
4. ポケットカレンダー
5. そして芽吹き生く者へ
全5曲入り
2009.5.30 下北沢GARAGEのレコ発より先行販売。
6月から全国発売予定。

woodstockオフィシャルホームページは
こちら
■2009年5月30日(土)
“ woodstock・newalbum【colorful】レコード先行発売記念2マンライブ【woodstock×THE CHESS】”
woodstock×THE CHESS
会場:下北沢GARAGE
open 18:30 / start 19:00 
前売券¥2000 / 当日券¥2500


■GARAGE(店頭販売/電話予約/メール・フォーム予約 )






GARAGE若林(以下:W):今GARAGEでホットなアーティストを紹介するというインタビューページがありまして、本日来ていただきましたのはGARAGEを中心に活動してくれているwoodstockというグループの須長敦君に来ていただきました。
woodstock須長(以下:S):こんばんわ。
W:じゃあ、woodstockを知ってる人も知らない人もいっぱいいると思うので、簡単に今までの活動だったり、結成の経緯だったり経歴を少し説明してください。
S:woodstockの活動歴は今年で6年目になります。それで去年の10月20日でもともとやっていたドラマーが抜けて、新メンバーとして国府田有希が入り、新生woodstockになりました。
W:今の形態になったのが去年の11月だからまだ半年ちょっと位だね、僕のレーベル(Breed RECORDS)と東京エフエムミュージックの共同企画が初ライブだね。
S:確か、そうですね。そこから今日まで6ヶ月、半年ですね。
W:そうですね。でもあっという間だね。
S:コンピレーションアルバムが出て、2月にGARAGEでライブやって、3月の11日にタワーレコード限定でリリースして。そこからは自主レーベルを立ち上げることになって。現在リリースの準備と精力的にライブ活動を行ってます。
W:どういった人たちの集まりだったんですか?最初は。
S:メンバー全員ばらばらの出身で。僕は埼玉で、ギターボーカルの(芳賀)真哉が福島で、ある専門学校で知り合って、結成はそこですね。
W:それは大体いくつくらい?
S:それは18から19歳くらい。
W:それまでは音楽活動はやってたの?
S:僕はやってなかったですね。
W:アーティスト科のある専門学校で楽器を習い始めたってことだね。じゃあ専門学校で音楽を始めようと思ったのはいつくらい?
S:高校卒業する時。それまでは特に楽器を持ったりもせずに。
W:興味はもともとあったの?
S:ありました、音楽は好きで。今やってる音楽とは全然違う音楽を聴いていたんですけど。周りにDJをやってる友達がいて、そいつらと音楽聴きながらという感じです。
W:そこから何故演奏をしたいなと思うようになったの?大雑把に言ったらDJがライブをする場所とバンドがライブをする場所って分かれるじゃない?
そのままの流れだとDJの方に行きそうだけど、そこでなんで楽器を持ってバンドをやろうと思ったの?
S:もともと14歳くらいの時とかはクラブDJとかをやってみたいとは思ってたんだけど。
W:その時はどんなのを聴いてたの?
S:その時はヒップホップとかR&B。友達の親父が古いレコードを沢山持っててそれを聴かせてもらったりして。
W:そういや須長君、埼玉なんだよね。この間僕が話したGARAGEに出てるアーティストの人も埼玉出身で、その人も「若い頃はヒップホップとか聴いてて。DJやってました」みたいな同じような事を言ってて。埼玉ってそういう感じなのかな?
S:埼玉の人たちが聴くというか、通る音楽っていうのはヒップホップとかクラブ系の音楽っていうのはあるかもしれないですけど、ただその中でもハイスタンダードとか一時期そういうシーンもあったじゃないですか。あの頃はそういうのも聴いてて。遊び場所にそういう音楽が流れてて、遊び仲間の影響を受けてたというか。自分がプレイする訳ではなかったけども、ただ遊び場所にはそういうものがありました。
W:そういう道を選んだきっかけだね。
S:当時だと本当に何もなかったんですね、自分がやることが。17、18歳の時は何もしてなかったので、退屈でした。でも進路相談の時に。
W:高校の進路相談の時に先生に言われたんだ。笑
S:卒業したんですけどね。でも「お前何やりたいんだ?」って言われて、そこで「何やりたいのかな、俺?」って思って。それで両親に相談して、専門学校に行かせてもらうことになって、そこで真哉に出会って楽器を教えてもらって。もともとベースは持ってたりしてこともあったんですけど。
W:ライブとかはwoodstockを結成した時に初めて経験した感じ?
S:一応遊び仲間でイベントみたいなのを企画してってのはありますけど。パーティみたいなの。そこからですね、音楽にちゃんと向き合うようになったのは真哉に出会ってからですね。
W:その学校に入った時は必然的にベースを習おうという感じだったの?
S:俺も真哉もボーカルコースで、楽器専攻じゃなくて、歌を習いたいって感じで。で、最初に入ったクラスで真哉に出会って「宜しく」って感じで。そこからですね。最初遊びっていうか、空いてる時間でやってて。
W:じゃあ曲とか作ったりするのも、そこからというか。woodstockが出来上がってからというか。
S:真哉は福島で弾き語りを路上でやってて。俺はギター弾けないじゃないですか。それで、真哉の家に遊びに行くようになって。そこからギターも弾くようになって。曲を作りたいと思って。
最初の曲は、ひどいっすよ。笑W:みんな言うよね。それはね。
S:愛らしくてしようがない。
W:それがあるからどんどん作っていけるんだろうなーって思うよ。やっぱりお客さんに伝えたいことだとか聴いて欲しいことが明確になってくるんだろうね。
S:ファーストデモの時に入ってる曲が自分で初めてしっかり書けた曲で。
W:そうなんだ。
S:凄い青いっていうか。凄く大切な曲なんですけどね。
W:分かる。それは分かる感じがする。初めてライブを見させてもらったときにそう感じたんだよね。GARAGEで初めてやったのはいつくらいだったっけ?
S:もう2年位経つんですかね。
W:もうGARAGE出て二年経つんだね。
S:電話したの覚えてますよ。ブッキングの件で。
W:そうだよね。woodstockが出始めた頃に僕がブッキングするようになって電話したんだ。それでさっき言ってた青いというか、また少し内向的そういう印象があったの。今のwoodstockじゃなくて、男3ピースでやってたじゃん。多分その時のライブの編成というか立ち位置的にドラムは正面を向いてるんだけど、確か須長君と真哉は内側を向いてお客さんの顔も見ずにやってたような気がする。それを見て、勿論曲は良くて世界もあったんだけど、ただその世界に物凄いのめり込んでるなと思って。そういう印象があったの。
S:そうですか。
W:それをライブ終わった後にミーティングをしてるじゃない?
そういったライブを「例えばこうしたら良くなるんじゃない?」みたいな話をしてるんだけど、今では想像できないくらい会話のキャッチボールが出来なかった。笑
S:笑
W:いつになったら引き出せるんだろう、みたいな。笑
S:なんかこう伝える言葉を選んでた。笑
W:勿論初めてだからそんないきなり友達になれる訳ないんだけどね。笑
それでさ、そこのミーティングでライブの感想やこれからについて話してるときに、これはすごい覚えてるんだけど、そのときのメンバーがバンドを愛してるが故になんだけど、GARAGEに出始めたときって他にもいろんなところでライブやってたじゃん?それで、言い方が悪い表現なんだけど、おいしい所に出してくれって言われたのね。
もちろん誰もが思うと思うんだけど。だけどそこでいろんなお客さんに見てもらったからといって、見てくれたお客さんが次のライブに来てくれるかっていったらそうでもないし。もしそれが出来てたらみんな有名になってるだろうし。まぁ何も分からずに言ってたんだと思うんだけど。だからそういうことに対してもいろいろ話しをして、俺って口悪いからさ。笑話した結果、やる気があったらまた来いって言って別れたんだよ。
そしたらさ、数日後に連絡くれて。世の中いっぱいライブハウスがあるから別の選択も出来たのに、
それでも俺のところに来てくれたって思って。それが結構嬉しくてさ。だから今でもいいお付き合いさせてもらってるというか。
S:それは、言いたいことを言ってみただけなんすよ。分からないことも失礼な聞き方だったかもしれないけど、聞かないと分からなかったので。 
W:なんか迷ってる時期ではあったよね。でもそこからGARAGEと密に付き合うようになったよね。それで一昨年の年末あたりから定期的にというかコンスタントにライブをやるようになって、去年woodstockが色んな活動の中で出会った仲間達と共催した「一命奏詩」を3月に第一回目を開催したよね。「一命奏詩」をちょっと紹介してもらっていい?
S:「一命奏詩」はもともと自分達の身の周りに居た仲間達がとても良いバンドをやっていて。
色んな話はあったんですけど、僕達とその人達で組めば何か起こせるんじゃないか、とか逆に仲間でもありライバルでもあるんですけど、とてもいいイベントができるんじゃないかと、いい音楽ができるんじゃないかと。
W:簡単に言っちゃえば足し算だよね?
S:自分達が住んでる街に、お世話になってる居酒屋があるんですけど、そこのマスターのお店に一命奏詩のメンバーが集まって色んな相談をしていました。みんな真剣だからすごいその時間が楽しかったんですよね。
W:本当アットホームというか、飲み屋の会場がGARAGEに変わっただけというか何かそんな感じはあって。その「一命奏詩」を三ヶ月に一回やって、今年の3月で一応一区切り付けたんだよね。計5回やって回を増す毎に、勿論毎回ゲストも変わるんだけど「一命奏詩」を主催してるバンドはwoodstock以外にも2バンドいて、その3バンドプラスゲストという形でイベントをやってたんだけど、お客さんも変わらずというか、むしろ変わらない顔にプラス新しい人が入ってきてるという、徐々に増えてきて
溜まり場みたいな雰囲気はイベントを通じて出せてたんじゃないかと。
S:「一命奏詩」に来てくれたお客さん達ってやっぱり身の周りの人だったり、友達だったり、飲み屋で会ったお母さんとかも来てくれたりするんですよね。あの周りに居てくれたお客さんていうのはとても身近というか、そこで満足しちゃ駄目なんですけど、でもとてもお世話になったというか感謝してます。
W:そうね。それで「一命奏詩」は今年の3月で一区切り付いてというところで、それでもともとつながりがあり、「一命奏詩」をやっていく中で出会って、去年の10月を以って辞めた第一期のドラマー脱退があった後、国府田有希ちゃんが加入したんだよね。それこそ第二期woodstockの始まりだね。それまでの第一期のwoodstockっていうのは須長君と真哉のフロントマン二人が作った曲をそれぞれが歌うというツインボーカルスタイルで、後ろで前の二人を支えるじゃないけど縁の下の力持ち的な存在の初期ドラマーだったと。それはそれで安定感もあってライブ見てて安心できる感じはあったんだけども、第二期になって有希ちゃんが入って、有希ちゃんって歌も歌うじゃない、曲も作るし。そこで今までのwoodstockをリセットする訳じゃないけども、また何か別物のバンドと言ってもいいんじゃないかと思うくらいのクオリティのバンドが出来上がったなと思うんだよね。
S:確実に今までのものがあってなんですけど、まったく別物と言っていいのかもわかんないですけど。有希が入って、それこそ混声トリプルボーカルのスリーピースで。曲を作ってくれて、イメージするものが広がったのは確かなんですけど、今までお互いが歌うところをお互いがコーラスみたいなツインボーカルみたいな部分もあったんですけど、何て言うんですかね、発射口みたいなものがあったとするなら三つあって。
W:三人で、三発同時みたいな。
S:勿論それで一人一人が時間を作ることができる、二人が絡むことも出来る、それは3パターンありますよね。一気に三つ出すことも出来る。そのイメージが彼女が入った事によってどんどん膨らんでいって、最初やった頃から曲を作る、三人で合わせる、少しずつそのイメージを音に出来るようになってきてる。今作ってる曲だったりもそうなんですけど、やっぱり進化してる感じをちゃんと感じれる。「あ、そういうことも出来るんだ」みたいな。で、自分がこう思ってたっていう曲に、やっぱりキャラクターが全然違うから真哉はこういう発想し、有希はまた有希らしいアイデアを持ってたり。面白いです。
W:有希ちゃんが入ったことで出来ることの幅は確実に広がってるよね。それぞれが個性を出しても、その個性がマイナスだろうがプラスだろうがカバーし合えるというか。
S:不思議と最初にスタジオに入った時に苦が無かったというか。もともと彼女の音楽を知ってたというのもあったけど、彼女も僕らの事を知ってたというのもあるし。CDも全部聴いてくれてたっていうのもあるし。趣味が似てるっていうのもあるんでしょうけど。すっとこう馴染んだって感じではありました。
W:自然だったね。多分自然に入って、あっという間にそこに移行というか。商品で言えばモデルチェンジがスムーズにいったから、半年っていったら普通に体感したら長いと思うんだけど、あっという間だったね。
S:あっという間でしたね。
W:一瞬だったね。
S:本当早かったですね。有希が入ってすぐ「音あげてくれ」って話しでしたよね?
「すぐレコーディングするから」って感じで「ディパーチャーフロムシモキタザワ」に入ってる2曲は本当2,3週間で書き上げて、そのままレコーディングをライブハウスで行ったっていう。忙しかったというか、楽しかったですね。
W:去年の11月にメンバーが変わっての初ライブがあって、僕がやってるBreed RECORDSっていうレーベル主催のコンピを作るっていう話もその辺から始めたんだよね。それで参加することが決まったんだけども、レコーディングどうする?曲どうする?っていう戸惑ったり,難はあったんだろうけども最終的に出来たっていう、いきなり新しくなった三人に与えられた使命が出来てそれに向かって三人で向かって行こうっていう感覚になれたから、今のwoodstockに自然にフィットしたんじゃないかな?
それで「一命奏詩」をやりつつ、今年の2月28日には「ディパーチャーフロムシモキタザワ」のレコード発売記念ライブがあり、3月には「ディパーチャーフロムシモキタザワ」の全国発売があり、そこまでに環境だったりとか周りの反応だったりとかどうだったかな?
S:「あのバンド見に行って初めて見ました」とか今まで知らなかった人から連絡をもらったり。
この前は、スタジオのリハの休憩中に、そのレコ発に遊びに来てくれた方だと思うんですけど、「woodstockの方ですよね?」って話しかけてくれたり。結構反響はありましたね。
俺らのお客さんも全国発売のCDに参加するってことをシンプルに喜んでくれて。「やったじゃん!」って。
W:そのコンピをきっかけに知り合った人達も今はお客さんになったりっていいよね。僕はライブハウスのレーベルの人として、勿論レーベルには今「butterfly inthe stomach」というアーティストがいて、でもその人達以外にもライブハウスの人として関わっている人が多い訳なんだけれども、だからそういった部分でバンドを紹介したいなっていう気持ちでみんなと関わっているし、そういう意味でもそういう企画盤でもあったので。それがみんなの所に反響があるのであったら僕自身も嬉しいし、やってよかったなと思うし、woodstockにも入ってもらってよかったなと思います。
S:タイトルもよかったですよね。タイムリーなタイトルで。笑
何かきっかけにもなりましたよね。ある程度チャートにも入ったし。
W:そこで次は6月に発売するCDについて聞きたいなと思いますけども。先ず今回6月に出すCDがwoodstock単独としての初の全国リリース盤、尚且つ自分達でレーベル立ち上げてのリリースということでそれをやろうと思った経緯を教えてください。
S:何か変わったという訳ではないんですけど、どうやったら自分達でやりたいところまでやれるか話し合いもしてて、いろんな目標もたてて、例えば来年の10月に渋谷AXだとかそういう話もしてたんですよ。そういう熱意を持った中で自然な流れだったのかなと。やりたいことや描きたいこと、届けたいことを自分達でやっちゃおうぜって。
W:今って世の中にインディーとかメジャーレーベルとかいっぱいある中で、でもその中で自分達でレーベルを立ち上げて自分達でCDを流通させよう、全国発売させようって思うバンドってあんまりいないと思うんだけども。今woodstockが体感してると思うから大変さが分かると思うんだけど、物事の発信のお手伝いは裏方の仕事として勿論あるんだけど、でもそれをちゃんと発信するっていうのはアーティストしか出来ないと思うからそれをちゃんと自分達の手でやろうと思ってるwoodstockは尊敬できるというか、頑張ってもらいたいと思います。
S:自分達のイメージとか頭の中にあるいろんな事をこれからひとつひとつ形にしていきたいなと。CDも勿論、それからイベントも自分達らしく、例えば色んな人達と絡んでいきたいなと。絵を描く人、キャンドルアーティストとか写真を撮る人、それから映画。そういった分野の方とも絡みながら活動をしていきたい。勿論音楽やってる方とも繋がっていきたいし、これからの出会いにも期待してて。woodstockのpropagate recordsっていうレーベルは、woodstockが発信する音と光を一つのイメージを持って形にして実現していく。そんな活動をしていきたいですね。
W:今回そのCDをサンプルを聞かせてもらったんですけど、そのCDのコンセプトとかは何かあったの?例えば選曲しかり、何でこの曲順にしたのかとか、この一枚を一言ではないけど。音楽って耳で聴くものなんだけど、CDだったらプレイヤーに入れるまで音は出ない訳だよね、それを敢えてパッケージしたわけだから、先ずは耳で楽しむ前に目で楽しむものっていうのも必要だと思うので。
S:先ずタイトルが「colorful」で、これも三人で色々話し合って意見交換して決めました。
一曲目の「透明色」にしてもその曲からイメージ出来ることだったりとか、例えば「カナリアパラノイア」にしてもどの曲も色んな色彩が、3人それぞれが持ってるものがパッケージされてるものが書き下ろされてるっていうか。タイトル、「colorful」です。
最初タイトルは「そして芽吹き生く者へ」って案もあったんですよ。
W:「そして芽吹き生く者へ」、・・・まぁ〜っぽいよね。笑
S:昨年末の自分達の危ない状態のとき、有希が加入してくれて、今やっと芽が出た状態だと思うんです。壊れてしまったものから再生していくっていう。
「頑張れ、頑張れ」なんて言うつもりはないですけど、なんかこう後押しできるような、ちゃんとそこに光があるような。
W:woodstockがそういう風に思うっていうのは自分たちが人の曲を聴いててもそういうものを求めてるのかもしれないね。光というか、自分が落ち込んでいる時に好きな人の曲を聴いて元気が出たり、光が差したり。恋愛だったり、不安だったりそういったシチュエーションに合わした音楽っていうのをみんな持ってるじゃない、そういう音楽によって助けられたり、光をもらったりまた頑張ろう明日からみたいなものをwoodstockもパッケージしてるってことなんだろうね。woodstockの音楽を聴いてくれた人に光を与えられるよっていうものを5曲パッケージした「colorful」。
S:闇があるからこそ光が見える。
暗い場所だからこそ見える光。
W:そうね。笑 
いや、でも明るい中で気付く光の方が難しいじゃない?暗いところを照らすのなんて簡単だと思うんだけど、なんてお洒落な事言ってる。笑
S:いやシャレオツでいいと思います。笑
でも確かにそうだと思います。
W:でもwoodstockの音楽を聴いてくれれば光を与えられるんじゃないか、光を与えたいっていうものを今回のCDのコンセプトというか、これはバンドのコンセプトなのかな?
S:一緒に向かって行こうよっていうか、「頑張ろうぜ」じゃないけど。
与えられるものは持ってないかもしれないけど、一緒に向かって行くっていうそんなイメージはあるかもしれない。
W:そうね。そんなCD「colorful」が6月に全国発売、今準備をしている最中ですね。全国発売に先駆けて先行発売ライブが5月30日にここ下北沢GARAGEにて行われますね。このイベントはどういったイベントに?
S:このイベントはライバルでもあり、先輩でもあり、仲間でもある「THE CHESS」を迎えて2マンでレコード発売を記念して開催します。
W:「THE CHESS」とはどういったきっかけで仲良くなったの?
S:GARAGEで出会ったバンドです。
W:そんなバンドと2マンライブをして、そこで先行発売をするという。そのレコ発のチケットは絶賛発売中だし、woodstockのHPでも予約受け付け中です。woodstockのHPはGARAGEのHPからもリンクしてあるので、気になる方はHPからリンクをチェックしていただけたらと思います。
S:多分毎回毎回思うんでしょうけど、「こっからだな」っていう気持ちで5月30日に向けて色んな人にも会いに行って、話をしてチケット受け取ってもらったりして、ここからまた出発と思ってそこに向けて準備していますんで。
W:兎にも角にも出発地点にというか、一緒に出発したいよね。結成から今日まで、そしてこれから出会った人達とwoodstockの本当の意味での新しい出発をお祝いできたらいいよね。
ここから先でまた色々な景色を見せられると思うし、自分達も見れると思うし。自主レーベルということもあるから自分達次第だと思うんだよね。お客さんに新しい景色を見せるのもそうだし、自分達が新しい景色を見るのもそうだし、そういった部分の先ずは出発に立ち会って欲しいってことだよね。
あとCDの発売、レコ発ライブに加えて、HP上ではネットラジオもやってるんだよね?ネットラジオはどんなことやってるの?
S:これはもう自由にやらせていただいておりまして。ネタを仕込み、woodstockのライブでは「クール」って言葉が合ってるかどうか分かんないですけど。
W:まあ「陰湿」だよね。笑
S:まあ「陰湿」ですよね。
W:「クール」は格好良すぎじゃない?笑
S:ちょっと格好良すぎ。まあ「クール」というか「陰湿」というか。笑
全く普段は見せられないような自由なというか、好き勝手やってるような。まあライブでも好き勝手やってるんですけど。ちょっとこう羽目を外した感じでパックしてます。
W:何か素のwoodstockが見れる的な?
S:ちょっとはしゃいでます。なんかこう、英会話レッスンだったり、有希が外国人教師になり。笑
W:外国人教師。笑
僕まだ一回しか聞いたことないんだけど、でも有希ちゃんぶっ飛んでるよね?
S:ぶっ飛んでます。笑
まあ楽しい感じになってます。まあ一度聴いてみて下さい。
W:まあこれもwoodstockのHP上で公開中ということだよね?5月のレコ発のチケット予約も出来るので、先ずはHPに遊びに来ていただいてHP上で楽しい情報を色々ゲットして頂いて5月30日の先行レコ発ライブを楽しみに来て欲しいよね。
S:そうですね。
W:最後にもう一度5月のレコ発、そして6月からリリースされるCDに向けて意気込みを。
S:「colorful」に関してはバンドが持っている特長、それから個人個人の世界観、そんなもの、想い、今描きたいもの全てが詰めこめられた音楽です、とてもカラフルな。
W:手前味噌ではございますが。笑
S:カラフルな内容になってます。笑
聴いてください。そして5月30日、結成して最初に先ずCDを出したいという話が出ていて、そしてレコ発。十分に準備はしてきました。思いっきり楽しみます、貴方より僕らが。笑 
違うか。笑
W:いや、いいんだと思う。
S:一緒に楽しみましょう。お待ちしています。以上です。
W:じゃあということで今日は6月に全国リリースを控え、5月30日に下北沢GARAGEで先行レコ発イベントを控えているwoodstockのベースボーカルの須長敦さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
S:ありがとうございました。








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