INTERVIEW

SESSION LIVE「ジャムとジェリー」
ロマンチック☆安田(爆弾ジョニー) × 梅津拓也(ex.忘れらんねえよ) スペシャルインタビュー

SESSION LIVE「ジャムとジェリー」  ロマンチック☆安田(爆弾ジョニー) × 梅津拓也(ex.忘れらんねえよ) スペシャルインタビュー

2018年7月23日、下北沢GARAGEとロマンチック☆安田(爆弾ジョニー)による、新たなセッションライブが決定した。記念すべき第一回目の開催を前に、ロマンチック☆安田と梅津拓也(ex.忘れらんねえよ)のふたりのスペシャルインタビューを公開!

セッションライブとはどんなものなのか。いつもは見れない姿、いつもは聞けない生まれたのままの音楽を体感できるかも!?ラッキーハプニング瞬間?!

編集:GARAGE

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安田 じゃあ、えっと、爆弾ジョニーのキーボード、ロマンチック☆安田です。

梅津 元、忘れらんねえよの梅津です笑

安田 よろしくお願いします。

今回なぜこういう対談の機会があるかといいますと、下北沢GARAGEさんで、セッションライブのイベントをやろう、ってなって。

梅津くんには、そこでベースを弾いてもらおうと思っているんです。

梅津 おーありがたい。

安田 セッションライブって行ったことあります?

梅津 ある!なんか飛び入りみたいなやつで、武蔵小山にある、なんかちっちゃいライブハウスっていうか、音楽バーみたいなとこでやったことがある笑

安田 なんかそれって、多分飛び入り参加オッケーで、観に行くのって割と楽器演奏してる人じゃないですか。

梅津 そうそう。でもなんかね、あんま弾けない人でもね、なんだろ、とりあえず弾く、一音だけでも顔で弾くみたいな。

そーゆー感じの箱だったから、やりやすかったんだよね。

安田 僕も飛び入りオッケーのイベントとか行ったことあるんですけど、 今回どっちかというと参加に重きを置かないで、楽器弾けない人でも観てて楽しめる セッションイベントみたいなものをやりたいと思っていて。

でも類を見ないというか、やってるんだろうけど、そんなに僕は行ったことがないし…。

梅津 そーだね、なかなかその、みんな忙しいからね。

安田 笑。

梅津 なんていうか、違うバンドで活動してるメンバーさんがポンポンっと集まって、別バンドでやるってことはあんまりないんじゃない?

安田 ないと思います。

今回のメンツも、いい化学反応が起こりそうな人達を色々とオファ ーしていたんですが、最終的に以下のメンバーになりました。

ドラムが爆弾ジョニーからタイチくんと踊ってばかりの国から坂本タイキくん、

梅津 え?二人?

安田 ツインドラムです。

梅津 え、まじで!すごいメンツになったね!

安田 ツインドラムがいかに素晴らしいかという話は後ほど笑

それで、坂本は同じ札幌出身の友達であり、ほぼ同い年。

梅津 北海道色強いね、だいぶ。ちなみに俺山形だからかなり北よりだね。

安田 いいですね、北のおおらかなサウンドというか。

タイチと坂本と僕は、1回1時間地元でツインドラムでセッションとかやったことあ るし。

梅津 すごいことになりそうだね。

安田 そこに梅津くんが入ってくれるといいなっ、と思いまして。

梅津 大丈夫?ノイズみたいな感じになんないかな?

安田 ノイズみたいなコーナーは作りたいと思います。

梅津 あ、そーなんだ、もう俺完全に得意なやつ。

安田 あとジャムバンドっていうんですけど、そういう即興演奏主体なシーンみたいな感じもやってみたくて。

一番有名どころで ”グレイトフル・デッド” っていうバンドがいるんですけど、めっちゃベースラインが動くんですよ。ギターみたいに。

低音もそんなに出してない。そういうプレイを日本で追及している人は意外と少なくて。

梅津 あー、まぁ、今少ないね。 昔は結構いたんですよじつは。

安田 今少ないんですよ。爆弾や忘れみたいに、ポップで大きめの音楽フェスとかに出ているバンドの中で、「軽い」ベースをあえて追及してるっていうのが梅津くんなんですよ。

梅津 本当にいないからね。

俺みたいに、なんていうかコテコテの昔のロックだったり、ジャムセッションだったりが好きなスタイル。

安田 なんかそうゆうテンションで3時間くらい演奏する予定なんですよ。

梅津 すごい長いね。

安田 そして三時間飽きないためにも、ドラムをツインドラムにするのにこだわったんです。

梅津 なんでなんで?

安田 一回ツインドラムでセッションしたことがあって、それは爆弾ジョニーと同じ事務所のDrop’sっていうバンドの何人かでやったんですけど、ドラムが二人いると、ずっと飽きなかったんですよ。

梅津 確かに、2つのドラムが混ざり合う音だけで気持ちいもんね。

安田 気持ちいいし、二人いると、リズムの正解が出てこないというか、不確定だから音がずっとフレッシュでとっても楽しい。

そんなツインドラムだけど、意外と体感出来るタイミングって少ないと思うんですよ。

梅津 あーそうだよー。なんかね、結構90年代のポストロックとかが流行ってた時は、”トータス”もそうだったし、ツインドラム割とやってる人いたんだけど。

なんだろね、同じリズム叩いてても広がり方っていうか、単純にリズムのよれっていうのもあるんだろうけど、普通の8ビートに聞こえなかったりするのところがね、またいいんだよね。

安田 まさにそれをやりたいんですが、多分セッションライブって言われても、難しそうだし行くか迷うな~って思ってる人は結構いると思うんですよ。

ぶっちゃけ怖いんじゃないでしょうか?何千円も払って、自分は楽器とか全然弾かないのにセッションライブに行くのって。

梅津 確かに。

安田 だったら我慢して他のライブ行こうと思っちゃわないように笑、なぜセッションというものが良いか、ジャムというものが楽しいかというのを説明したくて今回の対談をやろうと思ったんです。

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