「お金を稼ぐって言うのは、本当に大変な事だなっていうのは。」

中井
:音楽的な所で目標はあるんですか?
バンドとしてでも、個人としてでも。
ミラー:バンドとしては、メジャー的な所に行って。今は、せいぜい40人〜50人のお客さん、多いと数百人位のお客さんと一緒に楽しんでる訳ですけど、これがどんどん規模が大きくなって、規模を大きくするんでも、ある程度のステージにあがってかなきゃいけないし、やっぱ、こう、そういう皆を楽しませるみたいな事はしていきたいとは思ってますけどね、バンドとしては。それが、大きな会場でライブする事なのか、CDがいっぱい売れることなのかとかはわからないですけど。全国まわれたりする訳じゃないですか、ツアー行ったりとか。そういう色々な形でも、沢山の人と楽しみたい。具体的にCD何万枚売ろうとか、そういうのはあんま無いんですけど。
中井:むずかしいですよね。
ミラー:それが僕らが楽しくなかったらやる意味ないし。いかに楽しんで、長く続けられれば続けたいし。こういう事言うと、すごく狭い感じするかもしれないですけど、同級生でやっているって事もあるので、いつまでもこのメンバーとか、周りの人たちも含めて、楽しんでたいね、笑ってたいねみたいな。続けてる理由っていうか、がんばってる理由になってる。仕事の方は食ってかなきゃ行けない(笑)、なんとか(笑)でも、仕事も楽しみながらやっているので。
中井:切り替えとか大変じゃないですか?でも直結する部分もありますかね?
ミラー:そうですね、近い部分もあるし、同じような人たちと仕事してたりもするので。割と近いですね。うちの社員というか、スタッフも理解してくれている部分もあって、今日ライブあるからごめんとか(笑)、休むはとか(笑)
中井:それもやっぱ人柄なんですね(笑)
ミラー:いやいや。どう思われてるかわかんないですけどね。心の中では(笑)
中井:そんなネガティブな事言わないで下さい。(笑)
ミラー:目標とか具体的にあるんですか?
中井:そうですね、漠然としてますね。最終目標はボランティアとかそっち系にあるんですね、僕の場合は。
今はまだこの店っていうのは、子供なんで、子供っていうか、もう少しちゃんと店というか、会社みたいな形にまわせるようになるっていうのが近い・・。
ミラー:まずはって事ですよね。
中井:もっとでかい夢とっていうと、ユニセフとかじゃないですけど、パンをどこで生かせるかっていう。パンは先程言ったようにまだ手段としか思ってないんで。必要と思えば出すという感じですかね(笑)
ミラー:前の仕事のエンジニアっていうのはどういう?
中井:大学の時に物理化学をやっているんですよ。前の会社の時は、水の会社に居たので。例えば、工場の排水に、海に排水するのにいけない物質をどうなくすかとか。処理するかというのをコンサルティングとか、相談にのったりとか、実験して、お客さんの前でデータをみせて、プレゼンしたりとか。5年半居て、4年間は、開発とかで、薬害とか、開発する部門にいて、最後の1年はセールスエンジニアという形でお客さんにプレゼンして。自営の方が来られたら、サラリーマン楽だよねって言いますし、サラリーマンの方は自営は気楽でいいよね、っていうんですけど、実際はどちも変わらないっていう(笑)
ミラー:そうですよね。どっちがいいとかじゃないですよね。
中井:真剣にやったら、何でも大変だなっていうのは思いますけどね。仕事ってそうですよね。
ミラー:大変ですよね。
中井:いくらでも楽しようと思ったら楽できるし。
ミラー:お金を稼ぐって言うのは、本当に大変な事だなっていうのは。
中井:マジにやるっていうのは、大変な事だなぁって思いますね。そういった事で言ったら下北沢はマジな人が多いし。結構なかなか理解されない世界で、マジになってる人っていうか、芝居やってる人とか難しいじゃないですか。僕の親なんて、すごい田舎にいる人なんで、芝居を真剣にやってるって言って、いい年こいて何やってるのよ、って平気で言っちゃうような感じですからね。僕会社辞めた時、やっぱり親は泣いたんですよ。今はやっと認めてくれているんですけど。そういう事にマジになってる人っていうのが、多いですよね。下北沢は。素敵な事だと思います。
ミラー:なかなか刺激があって良い街だと思いますよね。古くからやっているお店もいっぱいあるし、新しい血もいっぱいあるし、活気があるっていうか。
中井:下北の魅力って、なかなか伝えられないというか。最近チェーン店がどんどん増えて来ちゃって。
ミラー:あー。そういう感じはしますよね。コミュニケーションとれるような、親しみのあるお店とかっていうのが、ちっちゃくてもいいから、そういうお店が無くなっちゃうのは寂しいですよね。
中井:そうですね。
ミラー:温かい街のイメージがあるから。人間味ありますよね。
中井:すっごい人間味ある街だと思いますよ。すごい差し入れとかもらいますし。
ミラー:それがうらやましいですよ。普通のマンションの1室でやっているので、ご近所さんとかそういうの無いですよね。下北沢は何でも揃ってるしな。
出口:触れれば触れるほど奥深い、
中井・ミラー:街。
ミラー:学生の頃はお金も無かったんで、なかなかこう、遊びには来れたけど、通ったりとか出来なかったけど、今だったらな(笑)
中井:時間無いじゃないですか(笑)
ミラー:時間無いですけど、通いたいくらいの街なんですよね。家も近いんで。ライブでGARAGEさんにはお世話になってるんで、月に1回とか、プライベートでも結構遊ばせてもらってるんで、遊び来てたりとか。もう1つ人生が、今 同時に動いたら、下北ライフの社会人もやりたいなと(笑) もう30手前の下北ライフも経験したい気持ちもあるんですけどね(笑)20代や10代では味わえなかった楽しさとかあると思うんですよ。お店やられている方と知り合いになれて、やっぱ違うじゃないですか。
中井:バーとか行くと、顔見知りとか多かったりするんですよね。下北ってすごく狭い街ですよね。この間一人芝居を見に行ったら、知り合いが4人位いたりとか、20人位しかいないんですけど(笑)
ミラー:そういうのが渋谷には絶対無いので。逆の刺激と誘惑はいっぱいありますけど(笑)
中井:確かに(笑)下北に来る人達へのメッセージって難しいですね。なかなか地元に住んでる人しか行けない店っていうのも多いので。
ミラー:そうですよね。そういう店も多いですよね。まずは、こちらに来て、パンを食べて(笑)
中井:いや、まずGARAGEさんに行って、ミラーボールを見て、
出口:ミラーボールの後は(笑)
ミラー:こちらでパンを食べて(笑)その後に中井さんが、色々な遊びに連れて行ってくれると(笑)
中井:で、気づいたら渋谷にいた、みたいな(笑)
ミラー:最後は渋谷と(笑)


「(大爆笑)」

中井
:すごいまとまりが無くなっちゃってすいません(笑)
出口;いや、ありがとうございます。お互い、手段・方法は別だけど、なんか一致しているようなお話しでしたね(笑)
中井:不慣れなもんで(笑)申し訳ない!!
出口:いえいえ(笑)
ミラー:うまくまとめてください。
出口:ジェットヘル、小麦粉にクリエイティブを与えると、人が喜ぶ。
ミラー:そうですね。ただの小麦粉と、ただのヘルメットに1つ手を加えただけで、人を喜ばせることができた。出来てる?これからもわかんないです(笑)
一同:大爆笑






1977年 11月20日 北海道生まれ
大学卒業後、エンジニアとして働きながらパンを学ぶ。
2005年 12月 下北沢大英堂製パン所を継ぎ、ベーカリー&カフェ Mixtureを開店する。






本名:村瀬隆明。東京パレードのDJ役。デザイナー/アートディレクターでもあり(株)ナニラニ 代表取締役社長。「社長」があだ名だが、会社では誰にも呼ばれない。